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北海商科大学論集(ISSN 2186-330X) >
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タイトル: ヒンドゥー文化と東南アジアにおける観光資源
その他のタイトル: The Hindu Culture and Tourism Resources in the Southeast Asia
著者: 中鉢, 令兒
CHUBACHI, Reiji
キーワード: ヒンドゥー教
ラーマーヤナ
ハヌマーン
観光資源
Hinduism
Ramayana
Hanumān
Tourism Resources
発行日: Feb-2019
出版者: 北海商科大学学術研究会
抄録: 本論文は、2011 年から2018 年までの7 度に渡るフィールド調査の結果を基にし、ヒンドゥー教が東南アジアの文化形成に大きく寄与したことをまとめたものである。これらのフィールド調査によって、東南アジアの多くの遺跡で、ヒンドゥー教の神話を表象するラーマーヤナの影響が確認され、特にヒンドゥー教の神であるハヌマーンの活躍の場面が多くみられることが示された。また宗教的変遷があった国であっても、ラーマーヤナにあるヒンドゥーの世界観が伝統芸能の中に残っているため、ラーマーヤナの知識は、東南アジアの観光資源を理解するうえで有用なものであることが明らかになった。
This article summarizes the contribution of Hinduism to cultural formation of Southeast Asia based on the results of 7 field surveys given from 2011 to 2018. These field surveys confirmed the trace of the influence of Ramayana, which is a group of myths that represents Hinduism,in many ancient sites in Southeast Asia; and also showed that in particular, there are many scenes depicting activity of the Hindu god Hanumān. Moreover, it was clarified that knowledge of Ramayana is useful for understanding the tourism resources of Southeast Asia, because the Hindu world view is represented by Ramayana, and remains important in the traditional performing arts,even in the country undergoing religious transition.
URI: http://hokuga.hgu.jp/dspace/handle/123456789/3703
ISSN: 21863296
出現コレクション:第08巻 第1号

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