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第39巻第3号 >

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タイトル: アイデア(言論・出版・報道の自由)市場への政府介入
その他のタイトル: R. H. Coase, 1974, The Market for Goods and the Market for Ideas, American Economic Review, 64(2), 384-391
著者: コース, ロナルド・H
増田, 辰良
MASUDA, Tatsuyoshi
発行日: 30-Dec-2003
出版者: 北海学園大学法学会
抄録: 本稿は、R. H. Coase, 1974, The Market for Goods and the Market for Ideas, American Economic Review, 64(2), 384-391を全訳したものである。本稿は、アメリカ合衆国憲法修正第一条が保障する「言論・出版・報道の自由」を"アイデア市場"とよび、通常の財・サービス市場への政府介入との比較で、アイデア市場への政府介入のあり方を考察している。従来、財・サービス市場への政府介入は"市場の失敗"を補整することから正当化されてきた。ただし、この介入さえ正しい評価を受けていない。この論文において、コースは、アイデア市場は市場参加者(知識人など)の利己心と自負心に任せて自由に運営される限り、うまく機能する、という。また、アイデア市場への政府介入が許されるのは、財・サービス市場への介入が正しい評価を受けた場合である、という。
URI: http://hokuga.hgu.jp/dspace/handle/123456789/747
出現コレクション:第39巻第3号

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