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タイトル: 母音/a/発声時における鼻腔を伴う声道の音響特性
その他のタイトル: Acoustic Characteristics of the Vocal Tract with the Nasal Cavity during Phonation of Vowel /a/
著者: 松崎, 博季
元木, 邦俊
MATSUZAKI, Hiroki
MOTOKI, Kunitoshi
キーワード: 3次元有限要素法
母音
鼻腔
声道
音響解析
3-D FEM
vowel
nasal cavity
vocal tract
acoustic analysis
発行日: 20-Feb-2006
出版者: 北海学園大学工学部
抄録: 口腔と鼻腔が結合した日本語母音/a/発声のMRIデータから作成した鼻腔付き3次元声道形状モデルとこのモデルから鼻腔を取り去った鼻腔無しモデルの音響特性を有限要素法を用いて解析した.有限要素法のシミュレーション結果より伝達特性と複素音響インテンシティを計算した.実験結果より,3kHz以下の周波数領域で鼻腔が結合することでピークや谷が生じることが示された.3kHzから5kHz間では両モデルの伝達特性はほぼ一致したが,5kHz以上では異なっていた.第1,2ピーク周波数において,鼻腔付きモデルの複素音響インテンシティのベクトル分布は鼻腔無しモデルのものとは大きく異なる分布であった.鼻腔付きモデルの伝達特性に見られた近接した谷とピークの対の複素音響インテンシティのベクトル分布は僅かな周波数差にもかかわらず異なるものとなった.
Acoustic analysis of 3-D geometrical models of the vocal tract with and without the nasal cavity are performed by a 3-D finite element method (FEM). The models were based on MRI data during phonation of Japanese vowel /a/, which includes the coupling betw
URI: http://hokuga.hgu.jp/dspace/handle/123456789/812
出現コレクション:第33号

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