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タイトル: 再生骨材コンクリートの利用に向けた取組みの現状と動向 : 北海道から東北・関東・中部・関西まで
その他のタイトル: Present Conditions of Recycled Concrete using Recycled Aggregates From Hokkaido to Central Part and Kansai
著者: 桑原, 隆司
KUWAHARA, Takashi
発行日: 0-Feb-2008
出版者: 北海学園大学工学部
抄録: 今世紀は,循環型の社会を作り,地球環境と共生してゆかなければ,我々人類は危機的な状況に追い込まれる事が,国際連合など各種機関の調査で予測されている.このため,わが国では「循環型社会形成推進基本法」のもと,建設分野では「建設資材リサイクル法」などに基づき循環型社会の形成推進のための取組みが進められている.古い建設物を取り壊した時に発生する建設副産物の,約4割の量を占めるコンクリート解体材のリサイクルは,今後循環型の建設活動を更に推進して行くために必須の課題となっている.循環型の建設活動を行い,リサイクルの輪を回してゆくためには,コンクリート解体材から取り出した再生骨材などを用いてコンクリートを再び作り,利用することが求められている.このような背景や社会の要請を踏まえて,各種再生骨材や再生骨材を用いたコンクリートのJIS規格が2006~07年に相次いで用意され,今後再生骨材および再生骨材を用いたコンクリートの利用に向けた取組みが本格化して行く.このような状況下において,関連の研究・開発活動などの取組みが,各地方,各学協会などで個別に進められ,関連の情報が互いに円滑に伝わらないとすれば,それは互いの不利益,損失に繋がる.このため,今回日本コンクリート工学協会北海道支部委員会活動の一環として,著者が中心となって,再生骨材および再生コンクリートの研究・開発・普及に向けた各地方,各学協会などにおける取り組みの現状と動向を調査研究する機会があったので,その概要を報告する.
URI: http://hokuga.hgu.jp/dspace/handle/123456789/830
出現コレクション:第35号

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